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2012年7月26日木曜日

山で見かけたカメムシ達 Harlequin bug

ムシに興味が湧いてきたせいか、山を歩いて小さなムシに目がいくようになった。「人は見たいものしか見えない。」とはよくいったもので、いままでも色々な小型のムシが視界にはいっていたと思うが、子供の時のように夢中でムシをおいかけることはなく、意識にものぼらないか、意識の片隅にはいっても、すぐに記憶から消えていっていたのだと思う。
山を歩いていると葉についたカメムシをよく見かける。カメムシが何種類もいるとおもっていなかったのだが、中には可愛いものもみかけたりするので、だんだん好感度が上昇中である。最近みかけたものを2,3紹介する。

<エサキモンキツノカメムシ>
エサキさんという方が命名した黄色い紋が特徴のツノカメムシ。
ハート型の背紋が愛らしい。サンショウの葉にいました。
どんな匂いを出すのか気になったが、挑発は我慢。
2012.7.8 医王山
<トゲカメムシ?>
背の後方に白い紋がある。
2012.7.8 医王山
<セアカツノカメムシ>
おしりの方にハサミがあるので雄ではないかと思う。
非常に攻撃的で、いきなりこちらに向かってブ-ンと飛んできて元の葉に戻っていった。カメラを構えると葉の上をカメラに向かって歩いてきてジーっと睨むので、早々に退散。

2012.7.16 杉尾峠付近

そういえば、山ではよく見かけるカメムシも、家ではめったに見かけなくなった。家の周りは田園風景が広がっており、今の時期は稲につくカメムシの防除を毎年おこなっているので、田んぼの中や、草むらにはたくさんいるのだろうけど。
子供の頃には、家に入ってきたカメムシに気づかず、うっかり怒らせて染み付いて取れない強烈な匂いを何度となく経験し「へ-こき虫」「ヘクサンボ」などと恐れていたのが、今となっては本当に懐かしい思い出だ。

2012年7月18日水曜日

マタタビの葉と愛猫 モモちゃん

家に持ち帰ったマタタビの葉を我が家のモモちゃんに与えた時の様子を動画に収め、以下のリンクにアップした。ものすごく気持ちよさそうではあるが、カーペットがよだれだらけになるので、葉で遊ばせるのは1年に1回だけのご褒美にしようと思う。
<我が家のモモちゃんにマタタビの葉>
http://www.youtube.com/watch?v=ZFNmpPLuvnQ

マタタビの葉と虫こぶ

先週 医王山でマタタビの葉と虫こぶの果実をみかけたので持ち帰って観察した。葉の白化は花期に送粉昆虫を誘引するためらしい。普通に考えると視覚効果によるものだと思うが、、昆虫はわずかな匂いも感知するので白化成分の僅かな匂いも関与しているのでは...
白化した葉

虫こぶの果実
持ち帰った葉と虫こぶ


葉の裏は白化していない。
葉の表を少し擦るか、爪で掻くと白化成分が葉の表に付着した成分によるものだとわかる。
詳しく調べていないが、マタタビ特有の白化成分が析出して固化、付着しているのではないかと想像している。理由は以前この白化成分を掻き取って舐めたことがあり、未成熟のマタタビの果実と同様な独特の辛味があったことから、マタタビラクトン、アクチニジン等の成分が含まれているのではないかと考えている。この成分は「猫にまたたび」のことわざを生んだ猫を酔わせる成分である。
葉の表拡大

虫こぶの蕾または幼果にマタタビタマバエ、マタタビアブラムシの産卵、寄生によりできるらしいので、中に幼虫がいないか確認するために切り刻んで見た。幼虫はまだ未成熟なのか、スライスした部位がよくなかったのか、何も発見できなかった。水分もたっぷりでフルーティな印象だったので、すこしかじってみたかったが、ハエやアブラムシの生卵でもはいっていたらとおもうと食す気にはなれなかった。そもそもこの虫こぶはハエによるものかアブラムシによるものかわからないので、もうすこし熟してから再度採取してきたい。
虫こぶ



虫こぶについての補足であるが、マタタビの虫こぶはマタタビフクレフシという呼び名があるらしい。また洗浄、熱処理、乾燥して生薬にしたものを木天蓼(もくてんりょう)といい、冷え性やリュウマチなどに効くらしい。詳細は下記のリンクを参考にしていただきたい。
イー薬草ドットコム/薬用植物一覧表
http://www.e-yakusou.com/yakusou/790.htm



2012年7月11日水曜日

カラスビシャク 烏柄杓

サトイモ科ハンゲ属の多年生草本植物である。今年も家の前の道端に数本出ているのを見つけた。特に好きというわけではないが、ウラシマソウを小型にしたような独特の容姿が印象的で、なんとなく気になる存在である。

WIKIによると塊茎はハンゲ(半夏)という生薬になるそうで、含まれるサボニンの界面活性剤作用で痰切りやコレステロール吸収抑制効果があるようなのでダイエットにも効果があるのかな? ただし生のままではシュウ酸カルシウムを含み食用に不適とある。ちなみにシュウ酸カルシウムの結晶は針状で、一般的な尿中結石の主成分とある。痛そう....
仏炎苞と細長い付属体
           
手前側

小葉3枚の葉は地面近くで控えめな印象







2012年7月3日火曜日

ヤブカ ダンス

先日の「ヤブカの吸血」の続編である。
足に巻いたサポートバンドの上から必死に吸血場所を探して動きまわている様子をデジカメ動画で撮影したものを再生してみると思っってた以上に複雑な動きをしていて関心したので、紹介します。
「ヤブカ ダンスの動画」
ピンぼけと手ブレはご容赦願あれ。再生は1/3程度のスロー再生に編集。

口針を差し込んでも届かないので、場所を変えてしつこく刺そうとしているので、血の匂いがするのか、皮膚が隙間からみえているのか....「カ」を興奮させるだけの何かがあるのだと思う。

2012年6月30日土曜日

ヤブカ(藪蚊)の吸血

先日職場の同僚に協力してもらいヤブカの吸血シーンを画像に収めることができたので紹介する。場所は近所の安居寺公園の中である。手の甲に口針を少し刺しているのがわかる。カの種類としては胸部の白い縦筋、脚部の白い縞柄からヒトスジシマカ(ハエ目カ科ナミカ亜科)のようである。

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危険を冒して血を吸いにくるのは、妊娠してるメスのみで、体内の卵を育てるのに栄養価の高い動物性のタンパク質が必要になるためで、通常は植物の蜜や水分などを吸っているらしい。カに刺されるのは御免被りたいが、体長が5mm以下で体重が1-2mmg程度しかないカの側からすれば体長が数百倍、体重がなんと数千万倍の獲物に忍び寄って、血液を抜き取っていくのは、子孫を残すためとはいえ、すごい大変なことなんだろうと妙に関心してしまう。

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一つ疑問に思うのは、裏山にいくと、すごいたくさんの蚊がいるが、蚊の獲物になるような動物がそんなにたくさんいるとは思えない。実は思っている以上に獲物が多いのか、非常に少ない確率で獲物からしか吸血できないが、それでバランスがとれているのか、もしかしたら動物性のタンパク質は産卵に必須ではないのか?など蚊に聞いてみたいものである。

2012年6月27日水曜日

立山 室堂平 6/22ー24

22-24日に立山の室堂平にいってきた。数日前の台風の影響で一気に残雪が溶けたらしく、室堂平の一部の雪が消え始めていた。チングルマの花は見れなかったが、その他の色々な花が開花し始めており、天気もよく最高の3日間だった。

室堂平から立山3山を望む。
みくりが池は立山信仰でいう八寒地獄の様相。群青色の水面は綺麗。

ハイマツ まさにパインツリー


クロユリは開花まであと1週間ぐらいというところか


ミネズオウがかわいく咲いていました。

コイワカガミ(イワカガミとの違いがよくわからないが。。)


ヒメイチゲ


コシジオウレン(ミツバノバイカオウレン)



雷鳥のオス 珍しい一夫二妻でした。

メスは保護色
すごく人懐っこいイワヒバリ
よく見ると右足部損傷。頑張って長生きして欲しい。

2012年5月12日土曜日

八乙女遊歩道 昆虫(2)

ちょっと前になりますが、連休終盤に、また木彫りの里~八乙女遊歩道を歩いてきました。
見かけた昆虫、クモを一部画像で紹介します。
<シモフリコメツキ>コメツキムシの一種で白っぽい微毛の模様が特徴。草木や花を好むらしい。
<ヒラタアオコガネ>コガムシ科。他のコガネムシとの交配種もみられるということなので、なかなか難しいですね。ゴルフ場の芝の害虫にリストアップされているようです。
<ナミテントウ 二紋型 または ヒメアカボシテントウ>と思われます。テントウムシも見分けの難しいのがいます。専門家なら簡単に見分けるでしょうが...。
<イタドリハムシ>雌雄の同定ができないので、ラブラブなのかガチなのかわからないですね。
<イタドリハムシ VS アリ>アリが一方的にちょっかい出しているだけですが。
<キンバエ>アップして繁々ながめてみると、頭部の複眼が非常に大きいのにびっくりしました。また翅の割りに図体がおおきくて、こんなちいさな翅でよくあんなにすばやく動けるものだと関心します。それと体を覆っている剛毛の役割も気になります(画像をアップすれば確認できます)...。

<ジュウカイボンの一種>虫や花を食べるらしいです。

最近は低価格のデジカメでもそれなりに小さい虫がとれるので、非常に便利です。もう少し説明を加えたいところですが、少しずつ深堀していきたいと思ってます。





2012年5月11日金曜日

昆虫観察図鑑を購入

最近、虫に興味が湧いてきて、昆虫観察図鑑(著者 築地琢郎氏)という書籍を購入しました。この図鑑の特徴は1103種のたくさんの昆虫(+クモなど)が鮮明な画像付きでのっていること、分類がしっかり整理されているので、短時間で大まかな目安がつけやすいと思います。種類が多い分、詳細な説明までは載ってません、また一般的によくしられている種が一部のっていないなどの偏りがあるようですが、それはWEB検索などで補完できるので自分的には★5です。昆虫全般にわたって野外観察される方にお勧めの一冊かとおもいます。



遂地氏は「虫ナビ」というWEB図鑑も公開されていて(というか書籍がWEB図鑑をもとに作られている)こちらもお勧めです。
虫ナビのページはこちらです。
http://mushinavi.com/

2012年5月2日水曜日

八乙女遊歩道 昆虫

先日いった八乙女遊歩道でみた昆虫の画像をいくつか紹介します。
<イタドリハムシ虎杖葉虫>
イタドリを食草とするところから名がきているそうで、鮮やかな温かみのある黄色と黒の警告色がテントウムシに似ている。またいやな臭いを出すらしくそれもテントウムシに似せているのかもしれない。成虫で越冬するらしいが、時期からして、この個体は越冬した成虫だろうか。


<ツマグロオオヨコバイ褄黒大横這>カメムシ目の仲間で、頭部と胸部の黒斑と翅端の濃紺が特徴。植物の汁を吸うことから害虫のお仲間。ヨコバイというだけあって、横方向にも動くがそんなにすばやくない。横から見た容姿からバナナムシともいう。6個みえている黒斑はなにを意味しているんだろう?これも何かに似せた警告色?


<ビロードツリアブ>ハエ目ツリアブ科。マルハナバチによく似たビロードのような体毛と花の吸蜜のための長い口吻は専用のストローって事でしょうか。おとなしそうでかわいいですね。


<エカキムシの絵>常緑広葉樹の葉についたエカキムシの跡が梵字のように見えたので撮ってみました。無事にとびたったのでしょうか?

昆虫はどの種も本当にユニークな体型デザインをしています。生でみていると小さい虫や、動きの早い虫はなかなか特徴が捕らえにくかったりするのですが、デジカメでとって拡大してみると、不思議で、繊細な体型や色に驚くばかりです。

2012年4月26日木曜日

八乙女遊歩道 花

今年はじめて八乙女遊歩道に行ってみた。知人がねいの里で写したショウジョウバカマの画像を見ていて刺激されたためである。木彫りの里に車を止めて、閑乗寺経由で八乙女遊歩道の途中までいった。遊歩道に残雪が見え始めたところでカメラのバッテリーが切れてしまったので峠までいかずそのまま帰ってきた。
スマホ 地図ロイド+山旅ロガーGOLD使用。往復6Km弱

花、虫を中心にデジカメに収めてきたものを、一部紹介していきたい。
ショウジョウバカマは雪解け後の早春に花火のようにはじけて咲くのが見ていて華やかである。


エンレイソウ(延齢草)は根茎が薬用に使われていて、名前の由来にもなっているようだが、3枚の大きな葉の上に濃紫の小さな花(花弁ではなくがく片)がポツンとあるのが実に独創的なデザインである。実は黒く熟し食べることができるらしいが、まだ食したことはない。
イワウチワ(岩団扇)の花をすこし見ることができた。見ているだけで癒される花である。

八乙女遊歩道が林道と交差するところにキクザキイチゲ(菊咲一華)がぽつんと咲いていた。
スプリング・エフェメラル(春の妖精)の一種で冬は地下茎で過ごすらしい。どう見ても花弁にみえるのは萼(がく)で、花弁は存在しないとのこと。






マンサク(万作、満作)の花がスカイダイビングのようなユニークな形で残ってました。

2012年4月5日木曜日

爆弾低気圧とアオサギ

先日からの暴風雨がようやく落ち着いてきたが、前にも紹介したアオサギの巣がどうなったのか気がかりだったので会社が終わってから見に行った。薄暗くてはっきり見えなかったが、樹上にアオサギたちの姿はなさそうだった。樹のそばにいくと折れた大きな枝が一帯に散らばっていたが、巣や雛を見つけることはできなかった。淡いターコイズブルーの色をした卵の殻が樹のそばに落ちていたので拾ってきた。鶏卵ほどの大きさで落ちて割れたというより雛がかえった卵の殻のようだ。いずれにしてもアオサギのコロニーは全滅だと思う。雛の成長を観察するのを楽しみにしていたので非常に残念だし、他でも同じような惨事が起きているのではないかと思うと心が痛む。せめて親たちが無事であることを願うばかりである。

2012年3月20日火曜日

そろそろ春が..

3/20(火) 午後、曇りのち雨
場所:自宅周辺
風はまだ冷たいですが、雪がとけて、道路脇にはツクシがぼちぼち出始め、オオイヌノフグリの小さなお花畑ができていました。草丈が低く、花も8mm-10mm程度なので意識して歩かないとお花畑に気がつかないですね。道路に座ったぐらいが視線的にはちょうどいいです。愛らしい花をみていると別名の星の瞳、瑠璃唐草がお似合い。ちなみに瑠璃(ルリ)は福岡伸一先生の著書「ルリボシカミキリの青」のルリとおなじ意味で貴石の瑠璃(ラピスラズリ)に由来。またJISの色彩規格で瑠璃色は「こい紫みの青」となっているらしいです。
オオイヌノフグリ 大犬の陰嚢

ツクシ 土筆