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2012年7月18日水曜日

マタタビの葉と虫こぶ

先週 医王山でマタタビの葉と虫こぶの果実をみかけたので持ち帰って観察した。葉の白化は花期に送粉昆虫を誘引するためらしい。普通に考えると視覚効果によるものだと思うが、、昆虫はわずかな匂いも感知するので白化成分の僅かな匂いも関与しているのでは...
白化した葉

虫こぶの果実
持ち帰った葉と虫こぶ


葉の裏は白化していない。
葉の表を少し擦るか、爪で掻くと白化成分が葉の表に付着した成分によるものだとわかる。
詳しく調べていないが、マタタビ特有の白化成分が析出して固化、付着しているのではないかと想像している。理由は以前この白化成分を掻き取って舐めたことがあり、未成熟のマタタビの果実と同様な独特の辛味があったことから、マタタビラクトン、アクチニジン等の成分が含まれているのではないかと考えている。この成分は「猫にまたたび」のことわざを生んだ猫を酔わせる成分である。
葉の表拡大

虫こぶの蕾または幼果にマタタビタマバエ、マタタビアブラムシの産卵、寄生によりできるらしいので、中に幼虫がいないか確認するために切り刻んで見た。幼虫はまだ未成熟なのか、スライスした部位がよくなかったのか、何も発見できなかった。水分もたっぷりでフルーティな印象だったので、すこしかじってみたかったが、ハエやアブラムシの生卵でもはいっていたらとおもうと食す気にはなれなかった。そもそもこの虫こぶはハエによるものかアブラムシによるものかわからないので、もうすこし熟してから再度採取してきたい。
虫こぶ



虫こぶについての補足であるが、マタタビの虫こぶはマタタビフクレフシという呼び名があるらしい。また洗浄、熱処理、乾燥して生薬にしたものを木天蓼(もくてんりょう)といい、冷え性やリュウマチなどに効くらしい。詳細は下記のリンクを参考にしていただきたい。
イー薬草ドットコム/薬用植物一覧表
http://www.e-yakusou.com/yakusou/790.htm



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